枯れたドナウ川 生態系への不安 [要チェック!]

ドナウ川
ヨーロッパで、2番目に長い川である。
小さい頃、このドナウ川をテーマにした歌なども習ったことを覚えているだろう。
そのドナウ川が、下流域で干ばつが起きているため、水位が低下しているという。
そのため、船の航行が妨げられていると、世界自然保護協会が発表した。

いま、ドナウ川の水位は、2003年以来最も低いという。
複数の砂洲が露出し、大型の船の通航に支障をきたすことも・・・。

湿地帯は雨期にたくわえた水を乾期にゆっくりと川に供給する、それが砂利の採取やしゅんせつ 、ダム建設などによって、徐々に湿地が失われたとが原因だと指摘されている。

しかも、この夏に行なわれた調査によれば、
ブルガリアとルーマニアのドナウ川下流域では野鳥の生息数が大幅に減っていたという。

憂慮した事情筋の話では「現在の乾燥した状態は、構造的介入の影響を最小限に抑える必要があることを強く示している。水辺の生態系の回復力を低下させてしまうからだ」と話す。
ドナウ川の船舶運航を容易にするため流れの速い場所をなくそうという計画や、現在計画されている水力発電所建設を再考する必要があると訴えている。

こういったの施設は、1000キロにおよぶドナウ川下流域の生態系に
影響を与える可能性が非常に高いという。

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